BAUTH

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誰かがつくったものを仕入れ、それを誰かに売る、という自分達のような業態では、まず良いものをつくってくれる誰かがいなければ商売が成り立たない。

当たり前だけど、良いものが無ければ良いものを仕入れる事だってできないのだ。

自らつくって自ら売る、そういう才能に溢れる人だって世の中には沢山いる。

しかし残念ながら自分はそうではない。

良いもの、もっと言えば良いものをつくる人と出会い、繋がり、その人と誰かをまた繋げる。

それが自分にできる事のすべてだと知っている。

であるならば、自分の仕事の源流をたどれば、それは人との出会いという事になるのだろう。

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展示会シーズンが近づいてくると、ありがたい事にとても多くのお誘いを頂戴する。

メール、郵便、電話、最近ではインスタのDMでも。

数えた事はないけど(さすがにそんなに暇じゃない)、おそらくワンシーズンに100件くらいはあるような気がする。

そのすべてに目を通し、そこに新しい出会いを探るのだが、それはなかなかどうして簡単に落ちてはいない。

砂漠で砂金を探すようなもの、というのはさすがに大げさだが、しかしここ10年の間でいえば、お誘いいただいた展示会へお伺いし、実際に取り扱うまでに至ったのは5件にも満たない。

出会いはそのくらいの確率なのだ。

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たぶんお察しだと思うので結論を言うと、26SSの展示会へのお誘いの中で、久しぶりに新しい出会いがあった。

その段階ではまだ出会いの可能性に過ぎなかったのだけど、とにかく展示会に行ってみようと思うメールが届いたのだ。

展示会を開催する旨と日程が書かれたとてもシンプルな文面で、いくつかの立ち落としのスタイリング写真が添付されていた。

どんなに凝ったインビテーションでも響かない事もあれば、素っ気ないくらいでも引っかかる事もある。

意外に思われるかもしれないが、自分的に引っかかる強いフックになるのは名前、ブランド名だ。

それが服の本質ではない事は分かっている。

だけど我々バイヤーにせよ最終的に購入するユーザーにせよ、まずその服に触れ、次にブランドとして認識する時、否が応でも名前を意識する事になる。

服単体であればまた別なのかもしれないが、ブランドとしての世界観を表現し続けていくうえでは、名前というものはとても大きな要素だと思っている。

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新しくご紹介する事になったブランドは BAUTH という。

バウスと読み、造語だ。

込められた意味は説明しない。

まずはそれはあまり重要ではないから。

むしろ表向きは特定の意味を感じさせないくらいの方がいい。

雰囲気、空気感、奥行き、イメージの広がりのようなものが大事なのだ。

それは伏線のようなものかもしれない。

着続け、ブランドの世界観を体感するうちに結び付き、そこで伏線、意味が回収される。

はじめから説明が過ぎるのはあまり面白くないだろう。

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BAUTH

LINEN MILITARY JACKET

price ¥79,200 tax in

color / navy

size / 3 , 4

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リネンツイルのミリタリージャケット。

すべてベルギー産のリネンを使用しており、非常に柔らかく肌触りがいい。

生地の所々にネップや飛び込みが見られるラフな表情も抜群。

色もいい。

表記はネイビーだが、すこしパープルがかったような感じでとてもかっこいい。

ベースはフランス海軍のミリタリージャケット。

エポーレットや袖タブ等を排除し、ディテールを最小限にしてライトな雰囲気に仕上げている。

もちろん単衣の仕立てで、かなり軽くて涼しく羽織る事ができる。

シャツ感覚というよりはもう少しだけアウター寄りのポジションだけど、春先から初夏まで一番リアルにたくさん着るような立ち位置ではないかと思う。

春はコットンやリネンのニットに。

初夏はTEEシャツにサラッと重ねるだけでとても魅力的に見えるはず。

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BAUTH

SATIN MILITARY PANTS

price ¥59,400 tax in

color / off white

size / 2 , 3 , 4

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古いフランス軍のトラウザーズがベースとなったワイドパンツ。

太いベルトループやヒップポケットのダーツ、両玉縁ポケット等の見えるディテールも特徴的だが、ボタンフライの開き仕様や裏側のボウシック等の細やかで丁寧な仕上げが、目立たないながらも BAUTH らしい雰囲気を生むのに一役買っているように思う。

ずどんとした太さのツータックワイドシルエット。これはもう分かりやすくかっこいいです。

色表記はオフホワイトとなっているものの、しっかり白いな、という印象の白。

個人的にはアイボリーや生成りよりも、ちゃんと白いパンツの方がかっこいいと思っている。

経糸にナチュラルスラブ系、緯糸にスーピマコットンを用い、シャトル織機によって朱子織りに織り上げたサテン生地。

しっかりとした厚みを感じながらも柔らかく、生地全体に筋やフシの走る風合い抜群の生地だ。

この生地の持つ雰囲気のお陰で白がまったくキザに見えず、多少汚れてもまあいいか、と思えてくる。

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BAUTH

PLAINSTITCH PULLOVER

price ¥30,800 tax in

color / off white , light gray

size / 3 , 4

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これから確実に活躍してくれるであろうシンプルなプルオーバー。

生地は吊り編み機で編んだ中肉の天竺素材。

超長締をブレンドした上質な太番手のムラ系を2本取りで使用し、編み目が立った凹凸のある特徴的な表情が生まれ、ヴィンテージのような味と雰囲気を持つ生地に。

糸に負荷をかけずにゆっくりと編み立てる事で適度な弾力と柔らかさが保たれるため、着心地も抜群の仕上がり。

アメリカの定番的なスウェットの型をベースにしながら、カジュアルに見え過ぎずに一枚でも重ね着でも成立するバランス感覚抜群のトップス。

ややスラブ調の見え方でしっかりと表情を感じる白。

スポーティさは皆無な上品で美しい杢ライトグレイ。

どちらも外せない。できればどっちも欲しい。

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BAUTH

WOOL 2TUCK TROUSER

price ¥57,200 tax in

color / black

size / 2 , 3 , 4

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トロウール、トロピカルウールといえばカジュアルウェアの市場でも夏のパンツの素材として完全に定着しているけど、このパンツのトロウールはちょっと違う。

トロウールのトロはとろとろのトロというわけではないのだが、一般的には大体とろとろしている。

このパンツのトロウールはガサッとしている。質感がかなり乾いている。かっこいい。

様々な特殊加工を施してこの独特な乾いた質感のトロピカルウールに仕上げているそうだ。

製品で洗い、ナチュラルな皺や風合いも出している。

だから家で洗える。夏のパンツはありがたい。

古着のツータックトラウザーズがベースにした中太ストレート。(ラーメンみたいになってしまった)

デザイン的には素っ気なく、特徴は薄い。

けどその素っ気なさがかっこいい類のパンツだ。

これ穿いて店に来た人がいたとしたら「おっ」ってなるなー。

下駄とか雪駄とか履いてたら最高。(完全に個人の趣味)

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全て店頭ではスタート済み。

オンラインでは本日21:00からご覧いただけるように準備しております。

展示会のインビテーションと同様に、どれもキャッチーさとは無縁のソリッドなプロダクト。

しかしその生地に触れ、身に付けてもらえばきっと伝わるものがあるはず。

BAUTH。

皆さまそれぞれに伏線回収の回収を楽しんでもらいたい。

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DIMPLE