26AW から TEATORA を取り扱わせていただく事になった。
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TEATORA の設立は2013年。
当初から現在まで高い支持を得続けているブランドで、もはやベテランと言っても差し支えないだろう。
今これを読んでいるほとんどの方がご存じではないかと思う。
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そのくらいメジャーなベテランのブランドを、これまた創業17年と年数だけはいっちょ前にベテランの域になってしまったウチのような店が新たに買い付けるというのは、意外に珍しいケースなのではないだろうか。
そんな気がする。
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バッティングがあったわけではない。
知らなかったわけでもない。(もしそうだったとしたらちょっと問題だ)
もちろん好きじゃなかったわけでもない。
それどころかずっと良いブランドだと思って見ていたし、何なら個人的に買いに行った事もある。
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今あらためて考えてみてもはっきりとした理由が見当たらなくて不思議なのだけれど、とにかく TEATORA を知ってから10年あまりもの間、オファーをした事はなかった。
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そうこうしているうちに自分も40をとうに過ぎて、この店の在り方について以前よりも少し深く考えるようになっていた。
若い頃はとにかく売り上げをつくる事に必死だったし、若さゆえに着るものの好みも今よりはずいぶんと幅が広く、おのずと取り扱うものも横に広がっていったように思う。
それがダメだったのかというと、そういうわけでもない。
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田舎に行くと(山形もじゅうぶん田舎ですが)、
日用品からタバコからお酒から雑誌からお惣菜からなんなら衣料品、さらにはクリーニングの代行までやっているような小さな個人商店を見かける事がある。
もちろん商売としてやっているのだろうけど、それだけでなく地域のインフラの一部になっているというか、生活圏内にその店しかものを買えるところが無い人たちが居て、必要とされ、求められた結果として多様なものやサービスを提供するようになったのではないかと想像している。
きっとその店が無いと困ってしまう人がいるのだ。
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自分が服を好きになった10代の頃には山形にもまだそれなりに洋服屋があった。
放課後は制服のまましょっちゅう古着屋に寄っていたし、今でいうセレクトショップのようなお洒落な店ができた時にはビビりながらも頑張って入ってみたし(昔のそういう店はちょっと怖かった)、10年近くも通い続けていた店があって、日本で一番イケてる服屋が山形にあるのだと本気でそう思っていた。
けれど今はどれももうない。
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本当に洋服屋が少なくなった。
山形に住んでいると服が好きでも見られるところ、買えるところがないのだ。
そんな環境でもある程度ちゃんと服を見られる場所。
この店がいつの間にかそういう場所になっているように感じていたし、意図したわけではないにせよ、誰かの役に立てているのかもしれないという感覚は悪くなかった。
それが自らの役割であり、ウチの店の存在意義であると自然に納得するようにもなっていた。
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あと20年。
これから先店を続けるつもりの年月。
もうそろそろ折り返しだ。
次々と生まれてくる新しいブランドを追いかける事は楽しくもあったし、必要としてくれる人も確かにいた。
けれど残り半分に差し掛かった自分の洋服屋人生について考えた時に、この先もそれを続けるモチベーションを維持できるイメージは湧かなかった。
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お客さまが読む BLOG にこんな事を書くのはどうなんだろうとも思うけれど、そろそろ店の畳み方を考えはじめるフェーズに入ったのだ。
そう気が付いた。
終活みたいなものかもしれない。
いや、まだまだ続けるつもりなんだけど、だからこそ終わりを見据えてやっていなかなきゃならないのだ。
店なんてのは、始めるのは簡単で、続ける事が難しく、満足して綺麗に終わらせるのは恐らくさらに難しい。
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あと20年。
今までよりも少しわがままに店をやりたい。
旬のブランドやスタイルをタイムリーに揃える事はもう充分にやってきた。
常に新しいものに触れられる場所は確かにあった方がいい。
しかしウチがそれを続けるには、自分はいささか年を取ってしまった。
願わくば若い世代がやってはくれないものだろうか。
相談に乗るくらいはするのだけど。
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あと20年。
結論。
じじいになっても着ていたいものを並べる店にしていこう。
自分の理想とするカッコイイじじいを目指しながら、共感してくれるお客さまと一緒に年を取る場所。
そこには新しいも古いもなく、メジャーもマイナーも関係ない。
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そういう覚悟ができた時、(変化はいつでも怖さを伴うものだ)
「あ、テアトラが必要じゃん」
と、当たり前の事のように頭に浮かんだ。
今まで取り扱いが無かった事が不思議なほど自然に。
ウチの店に TEATORA が並ぶ画がもう見えていた。
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TEATORA 26AW の立ち上がりは新ラインである GEOGRAM。
対猛暑用として位置付けられた真夏に向けての即戦力プロダクト。
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店頭では6月20日、オンラインでは22日21:00からのご案内となる予定です。
ぜひご覧ください。
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DIMPLE


